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カメラってむずかしい?

カメラってむずかしい?_a0072609_19422570.jpgPENTAX istD-S・・これが僕のカメラです。今や一昔前のモデルですが、僕には必要以上に十分な訳です。

購入の決めてはファインダーがペンタプリズムで、視野率95%と大きい事。老眼初期の僕にはピントの山がつかみやすい・・と言うのが悲しい理由です・・笑)
他に良いところと言えば、昔のレンズも使えるというところです。新しいレンズは高いので懐にも優しい訳です。また、スッポリ手に入る小ささもグッド! 小さくて軽いと持って歩こうって気持ちになります。
そして・・ なんと言っても他メーカーよりもリーズナブル!
これが最大の決め手でして・・笑)

さて、先日お約束していたカメラについてのお話を、素人の僕が偉そうにもココでお伝えする訳ですが・・あくまでも自己流です・・これが正解! とかではありません。
特に室内で犬達を写す時のお話です・・。





カメラってむずかしい?_a0072609_19455772.jpgSMC PENTAX−M 1:2 50mm
早速ですが、これが愛用のレンズです。ブログに掲載しているワンコ達の写真のほとんどはこのレンズで写しています。本当は標準で付いてきたズームレンズを使いたいところですが、室内だとこのレンズになってしまいます。


カメラってむずかしい?_a0072609_19433061.jpg理由その1:レンズが明るい! これが最大の理由です・・明るいとシャッタースピードを上げることができます。つまり、手ブレが少なくなります。ワンコは常に動いていますから・・笑)
左の画像は、夜 暗い店内で撮影した画像です。


カメラってむずかしい?_a0072609_1934598.jpg理由その2:これは写真の印象の問題ですが。明るいレンズ・・つまり絞り値が小さなレンズは、それだけボケが大きくなるという事です。僕の使っているレンズは絞り値(F値)が2〜22です。絞り値を最小の2にして、近寄って写すとピントの合う位置が狭くなり、ボケ見がだんだんと広がります。専門用語で言うところの『被写界深度』です。

例えば、写したい被写体にピント合わせて後方をボカす・・写したいワンコが引き立つ訳です。上の画像は目にピントを合わせて、接写した画像です。ボケた感じがソレっぽいでしょ・・笑)

以上の2点が最大の理由です。

つまり! 技術的な部分ではなく!

レンズの・・お・か・げ・・と、言うわけでして・・苦笑)

今お使いのレンズを明るいレンズに換えて頂き、絞りを小さくすると室内でも意外と写せる訳です。



でも、本当はもう少し広角のレンズを使いたいところです。
僕の使っているデジタルカメラの場合、撮像素子(フィルムカメラで言うフィルムの大きさ)がAPS-Cサイズとなります。

何だか難しそうですが・・
単純に言いますとフィルムに当たる部分の面積の大きさです。

35フィルムの面積 =36 x 24mm=8.64平方センチメートル
APS−Cサイズの面積=23.4×16.7mm=3.90778平方センチメートル
数字にすると大きさの違いがよくわかりますね。

カメラってむずかしい?_a0072609_19215724.jpg35フィルムのカメラで50mmレンズを使用して写した場合の例。
ちゃんと2匹写っていますよね。

カメラってむずかしい?_a0072609_19222571.jpg同じレンズをデジタルカメラ(APS−Cサイズ)に付けて写した場合。
同じ距離から同じレンズを付けると周辺が面積の小さな分、写っているところも小さくなります。


*ちなみに最近のコンパクトデジカメの面積は”6.2×4.6mm”が標準のようです。
 面積にして0.2852平方センチメートルとなります・・
 デジタル一丸眼と比べるとその違いが歴然です・・・。

でも、ご安心を・・実際には2匹が写るように離れて写すと良い訳ですから・・
ただ、室内の場合は後ろに下がることができない時も多いですよね・・。

なので、30mm位のレンズを付けると、フィルムカメラで言う50mmと同じくらいになります。

もう一つオマケに言いますと・・
フィルムカメラの50mmレンズは人間の目(裸眼)に近くなります。つまり、見た目とレンズを通して見る映像が同じように見えるという事です。

室内で撮影する場合のチョッとしたヒント!

その1:ストロボは使わない!
ストロボを使うとボケ見が飛んでしまいます。
また、コントラストが効いてしまって白っぽい子や、黒い被毛の子は色が飛んだりつぶれたりします。出来るなら窓から差し込む自然光で写すのが良いです。

その2:直射日光が入るピーカンお天気よりも、明るい曇りがキレイ!
直射日光は当たるとソコだけ色が飛んでしまいます。レースのカーテンを引くとか、北側の窓から差し込む柔らかい光もおススメです・・

その3:背景に気を配る・・!
当たり前ですが・・白い犬の背景を白くすると、全体に色が飛んでしまって陰影が解らなくなります。もちろん黒い犬の場合も同じです・・。反対色もダメですよ〜。コントラストがキツ過ぎて色が飛んでしまいます。

その4:レフ板を使ってみる!
当店では商品を撮影する時にレフ板モドキを使います・・。よく映画の撮影とかに銀紙を貼った板を俳優さんや女優さんに当てていますよね・・アレです。 当店では予算の都合上、ホームセンターで白の発泡スチロールの板で代用しています・・笑) これ、意外と良い感じ写せます。お試し下さい・・。


さて、拙い文章、誤字脱字など長々とお付合いいただきましてありがとうございます。
少しお役に立てなら幸いです。

なのですが・・・

もしも、僕の説明ではどうも・・って思っているあなた!
下記サイトで丁寧に説明しております・・笑)


えっ? 先に教えろ・・と・・?

だって、当店のブログも読んでほしいし・・笑)


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それっぽい、イイ感じのゆったりとした写真を写す為のカメラ選び、レンズ選びを実際に説明をしています。興味のある方はどうぞ・・・

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by doggie-do | 2008-11-08 19:47 | Think aloud | Comments(0)